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Channel: 初台1丁目の住環境を守る会 @kunipica
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日照が無くなる家が発生してしまう

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家の日照は、ひとつ隣の家になっただけでも随分状況が違うらしい。

住民説明会の資料に日影図というものが添付されていた。

住居地域については、法律で日影規制があるため、こういった図を作って説明するようだ。

朝6時、7時といった時間帯でも日影はあるが、法律では8:00〜16:00の日照について規制されているようなので、朝の日影は図面には記載されていない。


また、この図では、それぞれの家が既に受けている日影の影響はわからないのだ。


初台一丁目計画のマンションが建設されると、家に全く日照がなくなってしまうお宅が発生してしまう。

昭和20年代からのご近所さんは幹線道路から数件奥まった所に住んでいたが、幹線道路拡張の影響で周囲の家が立ち退きにあったり、敷地が削られて中高層の建物に建て替えられてしまった。さらに、用途地域の見直しで商業地域が20mから30mになってしまい、第一種住居地域との境界線が家から離れてしまったため、家の周囲を中高層の建物で囲まれるような状況になってしまっていたのだ。


初台一丁目計画のマンションが建設されてしまうと、このお宅に残されていたお昼から午後にかけての日照が完全に奪われてしまうのだ。


太陽が一番高い位置にある時間帯の話だ。階数が7〜8階程度だったらどうか?敷地から少々奥まった位置に建設したらどうか?建物と駐車場の位置を反対にしたらどうか?この家に30分でも日照を残す建て方があるのではないかと思って、積水ハウスに配慮してもらえないかとお願いしてみた。


しかし、『大したことない』の一言で片付けられてしまった・・・


これは、幹線道路の拡張が行われた地域のどこにでも起こる事なので、渋谷区長さんにもお手紙してみたが、状況を変える事は出来なかった・・・


「商業地域だから日影規制がない」「積水ハウスのマンションが与える日影の影響は大したことない」「法律に違反していない」「対応する義務がない」と言われても、初台一丁目計画のマンションが建設されれば、全く日照が無くなる家が発生してしまうのは紛れもない事実だ。


このままマンション建設を受け入れる事など、どうしても出来ないのだ。


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